LANケーブルを差したのにネットが繋がらない。
ランプもつかず、何が原因なのか分からない——。
そんなときは、原因を順番に切り分けていくことが一番の近道です。
この記事では、初心者でも確認できるポイントを
上から順にチェックリスト形式で解説します。
焦らず、1つずつ確認していきましょう。

【チェック①】LANケーブルは正しく接続されているか
まず最初に確認したいのは、物理的な接続です。
- LANケーブルがPCやルーターにしっかり差し込まれているか
- 「カチッ」と音がするまで奥まで入っているか
- 途中で抜けかかっていないか
見た目はつながっていても、差し込みが甘いと通信できません。
また、古いケーブルや、踏まれたり折れ曲がったりしたケーブルは
内部で断線している可能性があります。
可能であれば、別のLANケーブルでも試してみましょう。
【チェック②】LANポートのランプは点灯・点滅しているか
LANケーブルを差したとき、
PCやルーター側の LANポートのランプ を確認してください。
- 点灯・点滅している
→ 物理的には認識されている可能性が高い - まったく光らない
→ ケーブル不良・ポート故障の可能性あり
ランプがつかない場合は、
- 別のLANポートに差し替える
- 別の機器に接続してみる
などで切り分けを行いましょう。

【チェック③】PCが有線LANを認識しているか
物理的な接続に問題がなければ、
次は PC側のネットワーク設定 を確認します。
IPアドレスが取得できているか
IPアドレスが割り当てられていないと、ネットには繋がりません。
- Windows
「設定」→「ネットワークとインターネット」→「状態」 - Mac
「システム設定」→「ネットワーク」
Windowsの場合、コマンドプロンプトで
ipconfig
と入力し、
「メディアが切断されています」と表示される場合は、
有線LANが認識されていない可能性があります。
【チェック④】ネットワークアダプタやドライバに問題はないか
PC内部のネットワークアダプタが無効になっていたり、
ドライバに問題があると通信できません。
Windowsでは「デバイスマネージャー」を開き、
- 有線LANアダプタが無効になっていないか
- 黄色い「!」マークが表示されていないか
を確認してください。
問題があれば、
有効化やドライバの更新を試してみましょう。
【チェック⑤】ルーターやONUは正常に動作しているか
PC側に問題がなさそうな場合は、
次に ルーターやONU を確認します。
- LANポートが故障していないか
- 接続台数の上限に達していないか
- 長時間稼働して不安定になっていないか
このような場合、
再起動するだけで改善することも少なくありません。
⚠ 初期化(リセット)を行う場合は、
Wi-Fi設定やパスワードが消える点に注意してください。
【チェック⑥】回線やセキュリティソフトの影響はないか
ここまで問題が見つからない場合は、
次の可能性を疑います。
- セキュリティソフトやVPNの干渉
- インターネット回線やプロバイダ側の障害
他の端末(スマホ・別PC)でも
同時にネットが使えない場合は、
回線障害の可能性が高いです。
【最終チェック】Windowsのトラブルシューティングを試す
Windowsには
ネットワークのトラブルシューティング機能があります。
- 設定
→ ネットワークとインターネット
→ トラブルシューティング
自動で原因を見つけてくれることもあるので、
最後の手段として試してみましょう。
ここまで確認してもダメな場合は
物理的な接続に問題がなく、
PCやルーターも正常な場合は、
通信が通っているかをコマンドで確認します。
- 通信できるかを確認 → ping
- どこで止まっているかを確認 → traceroute
👉
ping・traceroute の詳しい使い方は、
別記事でやさしく解説しています。

まとめ|LANが繋がらないときは「順番」が大事
LANケーブルを差してもネットが繋がらないときは、
- ケーブルと差し込み
- ランプの状態
- PCの認識状況
- ルーターの動作
- 回線・セキュリティ
この順番で確認すれば、
多くのトラブルは自分で切り分け可能です。
この記事をチェックリストとして使い、
落ち着いて1つずつ確認してみてください。

